折り紙工作が大好きな我が子たち。
手先の運動になって良いわあとほくほくする一方で、後に残った大量の切れ端たちにウッとなります。
ぐるぐるとハサミを入れられたものとか、様々な台形に切られたものとか……
「折り紙」としてまた次回使うには少々難ありなものばかり。
しかしどれもこれも、そのまま捨てるにはあまりにもったいない!
そこで、折り紙の切れ端を使った簡単な工作を紹介します。
今回は5歳の娘と2歳の息子に協力してもらいました。
興が乗ると一人で集中してくれるので、雨の日のおうち遊びにももってこいです。
簡単カラフルコップの材料を準備
必要な材料は次の通り。
- 折り紙の切れ端
- でんぷんのり(100均のチューブタイプがおすすめ)
- 水
- 水のりを入れる容器(平たいプラスチックトレイがおすすめ)
- 紙コップ
今回は立体物に貼っていきます
紙コップのほか、プラスチックのカップやトイレットペーパーの芯なども楽しいですよ
折り紙の切れ端を仕分ける
材料の下準備をしていきます。
まず、だいたいの色味で構いませんので、折り紙の切れ端を仕分けておきます。
私は次のような分け方で、ジップロックに入れて保管しています。
もっと大まかに分けても大丈夫です。
- あか系 :赤、ピンク、赤紫
- オレンジ系:橙色、ペールオレンジ、茶色
- あお系 :青、水色、紫
- みどり系 :緑、黄緑、黄色
- モノクロ :黒、白、灰色
- キラキラ :金、銀、その他カラーホイル
使いやすい大きさにちぎる
いろいろな大きさの切れ端があると思います。
使いやすいように指でちぎっておきましょう。
写真のように、紙で作った箱へ仕分けておくと楽ちんです。
5歳の娘にたくさんちぎってもらいました。
びりびり破く作業も遊びの一つで楽しいですね。
あまり小さくちぎりすぎると、貼る時に大変なので注意してください。
水のりを作る
でんぷんのりと水を混ぜます。
分量は2:8くらい。だいたいの分量で構いません。
のりをつぶすようにして混ぜて溶かしてください。
ちゃんとのり入ってる?くらいのシャバシャバ加減でOKです。
作りすぎると工作中にこぼしてしまう恐れがあるので、足りなくなったら追加しましょう。
紙コップに折り紙の切れ端を貼っていこう
材料の準備ができたら、実際に切れ端を貼っていきましょう。
水のりに切れ端を浸し、貼っていく
折り紙の切れ端を水のりに浸して、コップや芯に貼っていきます。
貼る面だけでなく、切れ端そのものをびしょびしょに濡らしてしまいましょう。
濡らした方が、乾いたときにきれいにくっつきますし、曲面にもうまく貼れると思います。
2歳の息子も一緒に頑張ってくれました。
さすがに一人では難しそうでしたので、私が補助しました。
下に何も敷いていないことに途中で気が付き、慌てて新聞紙を敷きました。
案の定びしょびしょですが、水の分量が多いので、のりのべたべた感はありません。
さっと拭けばすぐきれいになります。
一枚一枚浸して貼っていたのが、最終的に用意した切れ端全部を水のりに投入していました。
透明なプラスチックのカップは、外側ではなく内側に貼っても面白いです。
貼り終えたら一晩乾かす
貼り終えたら乾かします。
3、4時間ほどで表面が乾いてきますが、一晩ほど置いておくのが良いかと思います。
完成!
好きな色を思い思いに貼りつけて、カラフルコップが完成しました。
水のりで貼ると、コップや芯といった曲面にもぴったりくっついてくれます。
なお、プラスチックカップは剥がれやすいようで、何枚か浮いてきてしまいました。
濡らし方が足りなかったか、もう少しのりの分量を増やすべきか……要課題です。
まずは紙素材のものに貼るところから始めるのが良さそうです。
【まとめ】折り紙の切れ端で楽しい工作遊びを
完成したカラフルコップは、おままごとに使うもよし、ペン立てにするもよし。
乾いてからペンやシールでデコレーションしたり、紐をつけて吊り下げランプに仕立てたりするのも素敵です。
折り紙の切れ端の色を揃えたら、ハロウィンやクリスマスの飾りつけにも使えます。
水のりの管理さえ気を付ければ、小さなお子さんも楽しめるおうち遊び。
折り紙の切れ端も活用できて一石二鳥です!
是非やってみてくださいね。