離乳食後期から始まる、手づかみ食べの練習。
手づかみ食べにおすすめな食材の一つとしてバナナがありますが、包丁で食べやすい大きさにカットすると、断面がぬるぬる滑って逆に食べにくくなってしまいます。
子どもが小さな指で一生懸命掴もうとしても、ぬるぬると逃げ続けるバナナ。
そのうちツルンと床へダイブしてしまって、親も子もがっくり……
そんな悲しいことにならないよう、バナナをぬるぬるさせないで食べやすい大きさにする方法を紹介します!
滑りにくいスティック状になり、小さな手にも持ちやすくなりますよ。
滑りにくい手づかみ食べバナナにする方法
少し練習は必要かもしれませんが、コツさえ掴めば簡単!
包丁などの道具不要でできるので、外出先でも使える方法です。
用意するもの
- お好みのバナナ
- 取り皿
熟しすぎていない方が、潰れにくくてやりやすいです
①バナナの皮をむく
まずは、バナナの皮を全部むきます!
頭の方を少しめくってあげると、小さな子どもでもお手伝いしやすくなります。
白い筋や、固くて黒い端っこの部分もきれいに取り除きましょう。
②半分くらいの大きさに割る
真ん中あたりを手で折って、半分こ。
バナナの大きさによっては3等分にしても良いかと思います。
あんまり短いと握りこぶしの中に沈んでしまい、逆に食べにくくなるので、お子さんの手の大きさに合わせて調整してあげてください。
③バナナの側面をそっと押す
半分こにしたバナナの切り口周辺を指で挟み、軽く力を入れると、バナナの切り口が自然に割れます。
強く握ると実がつぶれてしまい、包丁で切った時のように滑りやすくなるので要注意。
力加減が難しいのですが、だんだんコツが掴めてくると思います。
④切れ目から縦にバナナを割る
切れ目にグッと指を入れ、裂くようにして縦に割ります。
1切れ外したあとは、残りを縦半分に折るようにすれば簡単に割れます。
⑤完成!
半分こしたバナナを縦方向に3等分し、全部で6等分の小分けにできました!
バナナの繊維に沿って割っているので、ツルンと滑る感じはあまりありません。
手づかみ食べバナナを3歳の息子が実食!
いざカメラを向けたら逃げてしまい、参考になる写真はあまり撮れませんでしたが、スナック感覚でぱくぱく食べてくれました。
バナナが滑らないので小さな指でも掴みやすく、実の直径が小さくなるので口にも入れやすくなります。
また、スティック状で長さはそれなりにあって、一口では食べられないため、歯でかじり取る練習にもぴったりです。
【まとめ】手づかみバナナが滑りやすい問題を解決!
バナナをぬるぬるさせずに食べやすい大きさにする方法を紹介しました。
丸ごと1本は多すぎるかな?という時も、小分けにすると量の調整がしやすくて便利です。
離乳食期はもちろんのこと、幼児食に移行してからも使えるやり方なので、是非お試しください。