「折って作品を作るには難あり、かといってちぎるにはもったいない大きさ」
そういった「使うに使えないもったいない折り紙」はありませんか?
具体的には、
全部大丈夫です!
紙コップ、セロハンテープ、はさみ、ペンがあれば、作って楽しい遊んで楽しい「美容院ごっこ」ができますよ!
手作り美容院ごっこの材料

用意するのはこちら。
- ある程度の大きさが残った折り紙
- 紙コップ
- セロハンテープ
- はさみ
- ペン

画像の折り紙のように、斜めに切られてしまっていても大丈夫!
手作り美容院ごっこ|美容院のお客さんを作ろう
はじめに、美容院のお客さんとなる人形を作ります。
①折り紙を細長くちぎる

まず、お客さんの「髪の毛」を準備します。
できるだけ長い辺を使って、細長く折り紙をちぎりましょう。
短いものができても、重ねて貼ればそれもまた味となりますので、気にせずたくさん作ります。
手でちぎると、ぺりぺりとした音や感触が楽しめるのでおすすめです。
また、たまにくるんと反り返る紙もあって、髪型に変化が出ます。
難しければ、はさみで細長く切ってもOK。
手を切らないように注意してあげてください。

いろいろな色の髪の毛を用意すると楽しいですよ
②紙コップに髪の毛を貼り付ける


紙コップに表情を描いたら、セロハンテープで髪の毛を貼り付けていきます。
前髪も後ろ髪も関係なく、伸び放題の頭にするのがおすすめです。
貼り付ける都合で、頭頂部が寂しくなってしまうのもご愛敬。
もちろん、色を塗ったり、埋めるように貼っていただいても構いません!


5歳の娘が貼り付けてくれた髪の毛。だいぶ厚めに貼ってくれました。
顔は娘のリクエスト「可愛い女の子」を受けて私が描きました。
私が作ったお客さんはこちら。


穴あきパンチの穴も関係なしに使っています。
落書きも全く問題なし! がんがん貼り付けていきましょう。
髪の毛をくるんとカールさせる方法
手でちぎってもカールする時はするのですが、
太かったりはさみで切ったりすると、まっすぐな髪の毛が多くなります。
変化をつけたい時、お客さんのヘアアレンジをしてあげたい時は、ペンか鉛筆を巻き付けてクセをつけてあげましょう。
①まず、カールさせたい毛先にペンを置きます。

②2、3回巻いたらペンを下に引っ張り、ぎゅっと締めます。

③ペンを外すと、くるんとカールがつきます。

手作りした美容院ごっこで遊ぼう!
お客さんが揃ったら、いよいよ美容院ごっこのスタートです。

伸び放題の髪の毛を、はさみでざくざく切っていきます。
お顔はどこかな?
あ、これ男の子だ!
この子は少し長めに切ろう。
短く切ったらカッパみたいになっちゃった!
すっかり夢中の娘。おしゃべりが止まりません。
次のお客さんを催促されるので、娘がヘアカットする傍らで私はお客さんを量産します。
この日は総勢6名のお客さんが訪れました。

みんなすっきりベリーショートに仕上がりました。
いろいろな表情を仕込んであげると、前髪を切った時の楽しみが増えます。
美容院ごっこの後の切れ端をどうするか
ヘアカット後は、これまた折り紙の切れ端が大量に出ます。
長めに切られたものは、次のお客さんの「髪の毛」に再利用すると回転率が上がります。
小さく細かく切られたものは、遊び終わったとして廃棄するのも良いですが、更にこんな遊びに使うのはいかがでしょう。
→折り紙の切れ端を活用したおうち遊び│簡単カラフルコップを作ろう
美容院ごっこでセロハンテープ、はさみと使ってきて、こちらはのりを使って貼る工作なので、また違った気持ちで遊べますよ。
【まとめ】はさみで切れる手作り美容院ごっこで遊ぼう!
折り紙としては使いにくい折り紙と、紙コップを組み合わせて作る「手作り美容院ごっこ」。
折り紙をちぎったり、テープで貼り付けたり、表情を考えたり、はさみで切ったり、
遊びの中で様々な手の動きを練習することができるのも魅力の一つです。
寒くて家にこもりがちなこの季節、是非おうちで遊んでみてくださいね。
おばあちゃんやおじいちゃんなど、親戚のお顔を描いてごっこ遊びするのも盛り上がりますよ。