子どもたちが待ちに待っていた夏休み!
いったい何をしようかなと、我が家もわくわくしています。
夏といえば海。
現在住んでいるところは、比較的海が近いのですが、「海水浴」となるとそう日常なものではありません。夏休みという長期休暇にこそ、非日常的な経験をさせてあげたいと考えています。
ただ、「海水浴へ行こう!」と決めたところで、どこの海水浴場が良いのか、何を持って行ったら良いのか……親にとっても非日常なもので、なかなか計画が進みません。
そこで今回は、夏休みに家族みんなで海水浴へ行くための下準備や持ち物、当日の過ごし方などについてまとめました。
特に小さな子ども連れの海水浴は、とにもかくにも下準備が重要です。
しっかりとチェックしていきましょう!
夏休みにみんなで海水浴へ!子連れも安心な海水浴場の選び方3つ

開放的な青い空と青い海。もくもくとそびえる入道雲。
寄せては返す波の音。カモメの鳴き声。
裸足に触れるざらざらとした砂、そして水の冷たさ。
頬を伝う海水の味。潮のにおい。屋台のごはん。
五感を総動員して楽しむことができる海水浴は、想像するだけでドキドキそわそわしてきますね。
まずは、子どもと一緒でも安心して遊べる海水浴場の選び方を3つ紹介します。
子連れに優しい海水浴場①遠浅で波が穏やかなビーチ
背が低く頭が重たい小さな子どもは、少しの波でもバランスを崩しがちです。
遠浅のビーチは波が穏やかなので、小さな子どもでも安心して遊ぶことができますよ。
無理に水着に着替えずとも、浅瀬で足首だけ海水に浸かって、水の感触や冷たさを楽しむのもおすすめです。
吉浜海水浴場(よしはまかいすいよくじょう)
・最高ランク「AA」の水質で安心して遊べる(2024年調査)
・浮き輪などのレンタルが充実していて、水着だけ持って行けばOK
【海開き時期】2025年7月12日(土)~8月31日(日)
【遊泳時間】午前8時~午後5時
【住所】神奈川県足柄下郡湯河原町吉浜
大洗サンビーチ海水浴場(おおあらいさんびーちかいすいよくじょう)
・東西へ約350m、南北へは約1.3kmに広がる長大なビーチ
・海水浴期間中は常温のシャワーが無料で使える
【海開き時期】2025年7月19日(土)~8月17日(日)
【遊泳時間】午前9時~午後4時
【住所】茨城県東茨城郡大洗町港中央 地先
子連れに優しい海水浴場②海の家など設備が整っているビーチ
設備が整っているビーチは、更衣室やシャワー、トイレなどが用意されているため、オムツ替えや休憩スペースに困りません。
海の家などで、簡単な食事処もあれば完璧!
屋内の遊び場とは異なり、炎天下のレジャーである海水浴は、こまめな休憩や水分補給が必須です。
気軽に休める場所が確保されていれば、親も子も心ゆくまで思う存分楽しめますよ。
逗子海水浴場(ずしかいすいよくじょう)
・シーズン中は約40軒の海の家が立ち並び、荷物の預かりや更衣・休憩ができる
・海岸中央の組合事務所に授乳室やおむつ替えベッドの用意がある
【海開き時期】2025年6月27日(金)~8月31日(日)
【遊泳時間】午前9時~午後5時
【住所】神奈川県逗子市新宿2丁目3
城崎海水浴場(しろさきかいすいよくじょう)
・規模の小さいビーチながら、監視・救護室や海の家、シャワー、トイレ、駐車場が完備
・南房総一と言われる海水の透明度と白い砂浜が魅力
【海開き時期】2025年7月20日(日)~8月24日(日)
【遊泳時間】午前9時~午後4時30分
【住所】千葉県鴨川市天津地先
子連れに優しい海水浴場③アクセスしやすいビーチ
荷物が多くなる子連れの海水浴は、なるべくビーチの近くまで自家用車や公共交通機関などでアクセスできる場所がおすすめです。
特に気にかけたいのは帰り道。
疲れて眠ってしまった子どもを抱きかかえて、水に濡れて重たくなった着替えを持って、遠いところにある駐車場や駅まで向かうのは本当に大変です。
炎天下のレジャーは親の疲労も大きくなりがち。できるだけ体力は節約して楽しみましょう!

駐車場が近ければ、自家用車内を休憩スペースにすることもできますね
高萩海水浴場(たかはぎかいすいよくじょう)
・海水浴場のすぐ目の前に、無料の駐車場がある(80台)
・常設の室外シャワー2台、水道2台、トイレがあるほか、シーズン中は海の家も出店する
【海開き時期】2025年7月19日(土)~8月17日(日)
【遊泳時間】午前9時~午後4時
【住所】茨城県高萩市高戸633‐1
片瀬西浜・鵠沼海水浴場(かたせにしはま・くげぬまかいすいよくじょう)
・小田急線「片瀬江ノ島駅」から徒歩約3分の好立地
・新江ノ島水族館へ徒歩約5分で、海水浴にプラスした楽しみ方もできる
【海開き時期】2025年7月1日(火)~9月7日(日)
【遊泳時間】午前9時~午後5時(平日)/午前8時~午後5時(土日祝・お盆)
【住所】神奈川県藤沢市片瀬海岸2
みんなで行く海水浴の持ち物リスト&特に重要なアイテムをチェック!
近所のじゃぶじゃぶ池やプールへ行く時と重なるアイテムもありますが、いざ海水浴へ行く前にしっかりと持ち物をチェックしましょう。
忘れずに持って行こう!子連れ海水浴の持ち物リスト
家族みんなで海水浴を楽しむための持ち物をリストにしました。
子どもの年齢や、海水浴場のルールなどに沿って確認しましょう。
海の家でレンタルできるものがあれば、現地調達するのも手です。
日焼け対策は万全に!おすすめアイテム紹介
炎天下の海水浴で、特に注意したいのが日焼け。
長時間外にいることになるため、肌がデリケートな子どもの日焼け対策はしっかりと考えておきましょう。
①日焼け止め
小さな子ども向けにもさまざまな日焼け止めがありますが、海水浴で使うなら、SPF20以上・PA++以上のものがおすすめです。
汗や水に強いウォータープルーフのものを選びましょう。
低刺激性と書いてあるものを選び、防御指数は、日常の生活ではSPF15~20、PA++、海や山ではSPF20~40、PA++~+++を目安にしましょう。
こどもの紫外線対策について|日本小児皮膚科学会
子ども用の日焼け止めは刺激が少ない分、日焼け止め効果も低めなものが多いので、2~3時間おきに塗り直すことが大切。
海に入る前・海から出たとき・汗をかいたときも、塗り直しのタイミングです。
動き回る子どもにぱぱっと塗るには、伸びの良いミルクタイプやジェルタイプが便利。
親子で使えるものなら、荷物も減らせるのでよりおすすめです。

②サングラス・帽子・ラッシュガード
日焼け止めで素肌を守るとともに、身に着けるもので日差しを和らげるのも重要です。
特に日焼け止めが塗れない目や頭を守るサングラス・帽子は必須!

白目が充血してヒリヒリしたり、頭皮の薄皮がむけたりした経験があります……
小さな子ども向けのサングラスもあります。
紫外線透過率がしっかり記載されたものを選びましょう。

つけ慣れないサングラスを嫌がることも考えられるので、つばの広い帽子で目元をカバーするのもおすすめ。
首筋の日焼けを防ぐネックガードつきのものなら、より広い範囲をカバーできます。

速乾性の高いラッシュガードは、日焼けやケガ防止のほか、冷え対策にも使えます。
身体が濡れたままでもぱっと羽織れるので、休憩中の一枚にひとつ持って行くと便利です。

濡れたラッシュガードを着たまま地上にいると、逆に身体が冷えてしまいます。海の中に着て入った場合、休憩時は脱ぐようにしましょう。
気が抜けない暑さ!熱中症・やけど対策アイテム
真夏のレジャーは、熱中症や やけどの危険も高まります。
特に小さな子どもは自分で体調の管理をするのが難しいので、注意深く様子を見るとともに、定期的な水分補給や休憩を促すようにしましょう。
①熱中症対策には水分と塩分
飲み物は一人当たり500ml~1リットル程度が目安です。
レジャー中の熱中症対策として飲む水分は、塩分も含まれるスポーツドリンクがおすすめ。麦茶では塩分が足りないので、たくさん汗をかいた時は塩タブレットなどを併用しましょう。
普段の水分補給であれば麦茶や水などでかまいません。大量に汗をかいているときは、子ども用のイオン飲料や経口補水液など電解質を含んだ飲み物がおすすめです。授乳中の子どもの場合は、母乳やミルクでも水分補給ができます。
子どもの熱中症予防におすすめの飲み物や水分補給のポイントは?|キッズドクターマガジン
凍らせたペットボトルをクーラーボックスに入れて持って行くと、保冷剤の代わりにもなります。
身体を冷やすときは、首筋やわきの両側・足のつけねに保冷剤を当てましょう。
②やけど対策にはウォーターシューズやバスタオル
海水浴で忘れてはいけないのが、砂浜の熱さ!
じりじりと照りつく太陽で熱せられた砂浜は、60℃を超えることもあります。
素肌で触れたらやけどしてしまう恐れもあるので、対策をしておきましょう。
足を守るのにおすすめなのはウォーターシューズです。
そのまま水の中に入れて、岩や貝殻などからも足指を守ることができます。
ビーチサンダルも良いのですが、脱げやすかったり、隙間から熱い砂が入り込んだりしやすいので、小さな子どもの海水浴にはあまり向きません。

海から上がって休憩するのに便利な簡易テントは、小さな子どもの着替えスペースとしても役立ちます。
そのままだと砂浜の熱がテントの床面に伝わってきてしまうので、大き目のバスタオルを一枚敷くとクッションになりますよ。
テントの中は温度や湿度が上がりやすく、熱中症のリスクも高いため、通気性の良いものを選びましょう。

万が一に備えて…命を守るライフジャケットは必須!
砂浜の浅瀬で水遊びする際ライフジャケットを着用することについて、大げさに感じる方もいるかもしれません。
しかし、海水浴は予測不可能な自然相手のレジャーです。
波に足を取られたり、スッと深みにはまったり……ほんの数秒、子どもから目を離した瞬間に何があってもおかしくはありません。そして、溺れた子どもは叫んだり暴れたりすることはなく、静かに沈んでいってしまうのです。
溺れた状況を理解できなかったり、呼吸に精一杯で声を出す余裕もなかったりするために、静かに溺れると考えられています。このことを「本能的溺水反応」といいます。
溺水(できすい)に注意しましょう(医長が教える子どもの健康 2018年8月号)|子育て応援ひろば すかりぶ
ライフジャケットを正しく着用していれば、「万が一」が起こってしまった時の生存率を上げることができます。
また、明るい色のライフジャケットは、混雑した海水浴場でも子どもの居場所を確認しやすく、迷子防止にも役立つのです。
海水浴場で使用する子ども用のライフジャケットは、次の項目を満たすものがおすすめです。
- 固定式のもの
- 現在の体重に合った浮力のもの
- 股ベルト(クロッチベルト)があるもの
- 目立つ色

なお、海水浴場によってはライフジャケットの無料レンタルを行っているところもあるので、行く前に一度チェックしてみてくださいね。
▶ライフジャケット レンタルステーション|公益財団法人マリンスポーツ財団
夏休みの海水浴をみんなで安全に楽しむためのポイント
自然相手のレジャーである海水浴。
当日の過ごし方はもちろん、海水浴場の情報や海で遊ぶ際の注意事項などもしっかりと調べた上で、計画的に楽しみましょう。
みんなで楽しむ夏休みの海水浴|当日までの下準備
当日までにやれることはやっておくのが子連れレジャーの鉄則!
特に現地の情報を事前に知っておくのは、当日何らかのハプニングが発生したとき臨機応変に動ける材料になります。
小さな子どもがいて、計画通りに進むはずがありません。大人同士で情報共有を忘れずに。
①海水浴場の情報
公式サイトなどで、最新の情報をチェック!
海の家の配置などは、地図を印刷して持って行くと便利です。
- 海水浴場の開設期間
- 遊泳可能時間
- 利用料金
- 駐車場の位置、最寄り駅からのルート
- 海の家やトイレなどの配置
- 禁止事項など
②現地の天気予報
現地は晴天でも、沖合に発達した低気圧があると波が高くなる場合があります。
当日だけでなく、前後数日間の予報も確認しておきましょう。
- 天候
- 気温
- 海水温
- 風の強さ
- 潮の満ち引き(干潮・満潮時間)
気温は28℃以上、水温は25℃以上が理想的です。
海水温は気象庁の「海面水温予想図」で、1か月先までの予想を確認できます。
行き先の海水浴場が濃いオレンジ色であれば、海の中で遊ぶのに適した温度といえるでしょう。
なお、水の温度が高すぎると、身体の熱が水中に逃げていかず、熱中症のリスクが高まるそうです。
異常気象の続いている昨今、場所によっては海水温が30℃以上になることもありますので、気温だけでなく、水の温度にも注意してくださいね。
③当日のタイムスケジュール
子連れのレジャーに忘れてはいけない、時間の余裕!
100%予定通りとはいきませんが、何もないところからその場その場で行動を決めていくのも大変です。
ざっくりとした、大まかなタイムスケジュールを組んでおきましょう。
午後になると日差しが強くなってしまうので、海水浴を楽しむのは午前中がおすすめです。
- 出発時間/帰宅時間
- 現地までのルート、交通状況
- 食事のタイミング、飲食店の候補
- トイレ休憩
- 海水浴場を出る時間(着替え・シャワーなど)
強い日差しの下で子どもの面倒を見ながら過ごすレジャーは、想像以上に体力を消耗するものです。
大人も子どもも、無理なく楽しく遊べる1日になるよう計画してみましょう。
自宅から海水浴場までの距離によっては、思い切って泊りがけの旅行にしてしまうと、親も思う存分楽しめますよ。
みんなで楽しむ夏休みの海水浴|海水浴場での注意点3つ
持ち物も情報収集もOK!
準備万端に当日を迎えたら、安全に注意して海水浴を楽しんでくださいね。
①子どもから目を離さない
海に入って遊ぶ子どものそばには、大人一人以上が常について見守るようにします。
複数人で見守れる場合は、一緒に海に入る大人と砂浜から見守る大人とで役割分担するとより安心です。
子どもだけで夢中で遊んでいると、気付かないうちにだんだん深いところへ進んでしまい、急に足がつかなくなってパニックになることも。
混み合う海水浴場では、ほんの少し目を離したすきに迷子になってしまう恐れもあります。
明るい色で身体に合ったライフジャケットを装着させ、常に子どもから目を離さないようにしましょう。
また、浮き輪やサンダルなどが流されてしまっても追いかけないことを徹底して伝えておくことも大切です。
②体調の変化に注意
真夏の直射日光下のレジャーとなる海水浴では、体調の変化に十分注意!
小さな子どもは体力の配分や体温調整が難しいので、大人がしっかりと気を配る必要があります。
特に警戒したいのは「脱水・日焼け・冷え」です。
【脱水】
・塩分も取れるスポーツドリンクが◎
・こまめな水分補給を促す
・塩タブレットの併用もおすすめ
【日焼け】
・日焼け止めはSPF20以上、PA++以上を目安に
・海に入る前後や汗をかいた後などにはこまめに塗り直す
・サングラスや帽子、ラッシュガードを併用する
【冷え】
・水から上がったらタオルで身体を拭く
・体温調整のために羽織れる長袖を1枚持って行く
・気温や水温が低いと感じたら無理をしない
③危険な生物に注意
海では、毒を持つ生き物と遭遇することもあります。
子どもは好奇心から、気軽に触ったり近づいたりしてしまいがち。一緒にいる大人が気が付けるよう、図鑑などでチェックしておきましょう。

水族館なら、毒性生物も安全に観察できます。海水浴前に、親子で観に行くのもおすすめ!
海水浴中に被害が多いのはクラゲです。
泳いでいるクラゲの触手は長く、本体よりも離れたところを漂っているため、気が付かないうちに触れてしまうことが多いそう。
また、海辺に打ち上げられて死んでいるクラゲにも毒は残っているため、むやみに触らないようにしてください。
危険なクラゲが多い海水浴場では、期間中にクラゲネットを設置している場所もあります。
地域によってクラゲの分布は異なるため、事前の情報収集時に確認しましょう。
海に入らなくても家族みんなで楽しめるアイディア3つ

いざ海水浴場へ到着したものの、波を怖がって全く海に入ろうとしない……
なんてことも考えられますよね。
せっかくの海水浴です。怖い思いだけで帰路につくなんてもったいない!
海に入らなくても楽しめるアイディアを紹介します。
①砂遊び
公園のお砂場遊びが好きなら、海水浴場の砂浜で楽しむお砂場遊びは破格の楽しさ!
水着を着ていれば、いくら砂まみれになっても最後にシャワーで流せば大丈夫……親の負担も少なく済みますよね。
いつもの砂場セットに加えて、ペットボトルや大きなスコップ、バケツなどを持って行くと、ダイナミックな砂場遊びが楽しめますよ。
海から離れたところで遊ぶも良し、パラソルの下でのんびり穴を掘るだけでも良し。
少し勇気が出てきたら、波打ち際の近くで山を作ってみましょう。打ち寄せる波で崩れるか崩れないかのギリギリを楽しむのも海ならではです。
もっと本格的に楽しみたい時は、家族で砂像作りに挑戦してみるのもおすすめ!
海岸などでバケツがないときは、まず 水をしっかり含んだ砂を30センチほど積み重ね。次に積み重ねた砂をしっかり踏み固め、またその上に水を含んだ砂を重ねることを繰り返して土台を作りましょう。
親子で挑戦!砂像・砂城の作り方!一流アーティストに聞く!保坂俊彦|いこーよ
砂と海水が無限にある海辺だからこそチャレンジできる砂像作り。
土台は親が作り、形を削り出すのは子どもたち、と役割分担してやるのも良いと思います。
流木や貝殻を飾って、見事完成したら忘れずに記念撮影を!
②ビーチコーミング
浜辺にはたくさんの落し物が落ちています。
貝殻や石のほか、流木、シーグラス、木の実、生き物の抜け殻などなど。
それらを拾い集めることを「ビーチコーミング」といいます。
宝探し気分が味わえるので、子どもも大人も夢中になること間違いなし!
お気に入りが見つかったら、最後に並べて写真を撮ったり、持ち帰って夏休みの宿題工作に使ったりするのもおすすめです。
混雑する前の時間に到着するか、あまり混雑しない海水浴場でチャレンジしてみてくださいね。
ジップロックやビニール袋があれば気軽に始められますが、薄くて割れやすい貝殻などは、バケツなどのプラスチックの入れ物が便利です。
なお、海水浴場によっては持ち出しNGなものもあるので、事前にチェックしておきましょう。
▶造礁サンゴ類の採捕等は禁止されています。|沖縄県庁
③磯遊び
水の中に入らなくても、海にいる生き物を観察できる磯遊び。
海水浴とはまた違った海の楽しみ方ですよね。
- 箱メガネ
- 飼育ケース、バケツ
- 網(2本あると捕まえやすい)
- ポケット図鑑
- マリンシューズ
- ライフジャケット
- 救急セット
- 飲み物、帽子など
小さくて透明な飼育ケースは、捕まえた生き物を入れて観察するほか、水の中を覗いて生き物を探すのに重宝します。
磯遊びした場所や、捕まえた生き物の観察記録をつけたら、立派な夏休みの自由研究になりそうです。
水にぬれた岩場は滑りやすいので、ビーチサンダルではなくマリンシューズなどをはきましょう。万が一に備え、ライフジャケットの着用も忘れずに。
また、日差しを遮るものがないため、熱中症対策もしっかりと行ってください。
磯遊びをメインにするのであれば、干潮になる時間の2時間前に到着するように予定を組むのがおすすめ。
干潮後、3時間ほどでまた潮が満ち始めます。
磯遊びに夢中で、気が付いたら潮が満ちて身動きが取れなくなってしまった!ということにならないよう、時間配分に気を付けて楽しみましょう。
事前に気象庁の潮位表を確認し、タイマーなどをセットしておけば確実です。
捕まえた生き物は、帰る前に海へ逃がしてあげてくださいね。
【まとめ】夏休みの思い出作りに家族みんなで海水浴へ行こう!

夏休みだからこそ楽しめる海水浴は、子どもにとってはもちろん、親にとっても素敵な思い出になりますね。
楽しい反面、普段行かない場所であり、自然相手の場所でもあるので、事前の準備は欠かせません。
持ち物やアクセス方法など、しっかりと下調べをしたうえで、当日は最高の夏の思い出を作りましょう!